平成30年予算委員会 福祉衛生費自由質疑 中島議員( 3月 6日)

障害者の排せつに伴っての支給用具、ストーマ

○中島義春委員  よろしくお願いいたします。私は、ちょっと身近なところで、障害者の排せつに伴っての支給用具、ストーマの関係でちょっとお聞きしたいなというふうに思っております。余り区のほうに利用者のほうからいろいろ声が上がっているかどうか、その辺は定かではないんですけれども、たまたま私がストーマを提供する業者さんのほうに必要な用具を買いに行きましたら、そしたら、ちょっといろいろ話の中で、非常にやはり豊島区は用具、選定するのも結構いろいろ面倒なんだよねというふうな話をいただきました。それで、ちょうどやはりストーマをやっている看護師さんなんかもいらっしゃって、その看護師さんも豊島は非常に手続が難しいみたいな感じの、ちらっとそんな話も聞いたもので、僕も詳しくないもので、逆に担当の障害福祉課長さんのほうにお聞きしながら、それでいろいろ調べていただいたんですね。それで、その中で幾つか調べていただいた中でもまたお聞きしながら、改めてきょう質問させていただければなというふうに思います。まず、当然、そういう障害の程度を判断するための障害手帳をとる、とってから給付になると思うんですけども、その辺、給付までの一つの流れを教えていただければと思います。

○小倉障害福祉サービス担当課長  ストーマの装具ということでございます。

まず、人工肛門や人工膀胱、ストーマにつきましては、区内に住所を有する重度の障害のある方で、人工肛門やストーマや高度な排便、排せつ、排尿機能について障害がある方に対して、手帳を所持する方に対して装具ということで、装具費を給付しているようなものでございまして、現在、対象者332名でございます。

給付の内容につきましてですけれども、まず、電話、窓口等で御相談をいただきまして、窓口で日常生活用具、ストーマの申請、それから見積書等では、住民税の、1月1日現在に豊島区外に住んでいた方につきましては、税情報の証明書等をとっていただきました上で手続をして、御申請をいただくという形になりますが、現状は、ストーマの装具の給付を受けたいということで手帳をまずとられるというところから始まることが多いですね。手帳を大体1カ月半ぐらいかかりますので、いわゆる必要があって来ても1カ月半程度、手帳が出てから申請というのが今の現状でございます。

○中島義春委員  まず、手帳を申請して、そして、それが1カ月半、2カ月程度かかって、手帳が交付されて、それからストーマを、その必要な用具を給付すると。それで、その給付されるに当たっては、費用は当然公費負担になると思うんですけども、その公費負担、金額はみんな決まっているんでしょうか。

○小倉障害福祉サービス担当課長  決まっております。低い、いわゆる生活保護世帯や低所得世帯の方については費用がかからないような形にはなります。基準額決まっておりまして、ストーマにつきましては、消化器系の装具では、月額でございますが基準額が8,858円、それから泌尿器系につきましては1万1,639円となっております。また、集尿器という高度の排尿機能障害の方用のものにつきましては、こちらにつきましても8,755円という形で出させていただいております。

○中島義春委員  こういう方の中で、みずからこうやってできる方もいらっしゃれば、できない、もうほとんど寝たきりの状況の中でやる方とか、いろいろパターンがあると思います。その中で、必要な用具というのは大体決まってきているんじゃないかと思うんですけども、その用具の選定に当たってはどういうものが選定されるんですか。

○小倉障害福祉サービス担当課長  日本オストミー協会というところがございまして、そちらと、あと厚生労働省が告示している日常生活用具の要件、それからそういった例示、地域生活支援事業という事業の中でやっておりますので、その中での例示等勘案させていただきまして、基本的に日本オストミー協会で13品目のそういった品目がございます。そこに6品目、さまざまな声をいただきまして安全なものであるということを確認したものを6品目プラスして、今現在は19品目のストーマ用品につきまして、選定をさせていただいているというところでございます。

○中島義春委員  協会のほうで選定された13品目プラス6品目、19品目が対象になっているということで、事業者のほうから豊島は何か難しいんだといって、その品目にするにも手間がかかってとかという話があるんですけども、その辺はどういうふうに‥‥。

○小倉障害福祉サービス担当課長  私のほうは事業者のほうからそういった声は聞いてはいないんですけれども、こちらのほう、担当ケースワーカーのほうは、一つ一つ見積もりが上がっていると、見積もり、品番とか型番とかでしか見積もり上がってきませんので、それが13品目、19品目にしっかり合っているかどうかの確認を見積もり一つずつ明細を確認しているという作業がございまして、これはちょっとほかの区のことをちょっとどういうかというのは難しいんですが、そのまま見積もりが来たら、さっと出している区もあるというふうなことを聞きまして、私どものところはしっかり安全なこちらのほうの規定に合っているものかというものをしっかりと管理をさせているところでございます。

○中島義春委員  わかりました。豊島区はしっかりとやっていると、ほとんどチェックもしない区はどこかというのは聞きませんけれども、そういう意味では、豊島は適正にきちっとやっているという部分では正しいのかなというふうに思います。

ただ、いろいろそのほかにも、例えば、先ほどの説明の中でも交付が受けられてからこれがスタートするというふうになっておりますけども、他区ではちょっと聞いたところでは、交付を受ける前にもう申請の段階に逆にさかのぼって、もうその人はこういう用具が必要だということで手帳を申請するんであって、交付、手帳が交付されてからじゃなくて、もう申請の段階にさかのぼってそういうのを対象にしますよというふうな区もあるというふうに伺っておりますけれども、豊島区の場合は、交付を受けてからということなんですけども、その辺はどうお考えですか。

○小倉障害福祉サービス担当課長  他区におきましてそのようなやり方をしていたりとか、交付日を、手帳の交付日からでないとストーマのほうの申請も受けられないというところもあるんですけれど、また別途に補助要綱を設けているというようなところの区もございます。

本区におきましては、運用上ということなんですけども、装具の必要性や対象者としての要件をしっかり具備しているかを身体障害者手帳の交付をもって確認しているというところで、現在のところはそのような運用をしておりますが、今、中島委員のおっしゃったようなことにつきましては、現在、グループ内で検討を進めているところでございます。申請日にさかのぼった形での交付ができないかということで現在、検討をしているところでございます。

○中島義春委員  お願いします。あと、もう一つは、給付券というのが発行されていると、その期間も豊島の場合は、4カ月ということで、これもほかの区では、もっと半年とか1年とかまとめてもうやるということで、利用者にとってみれば、そちらのほうが利便性があるのかなという感じがします。予算要望と、予算がこれで大きくなるとかそういうわけじゃありませんので、利用者の利便性を高めるという点では、先ほどの申請した月にさかのぼるとか、あるいはこの給付券なんかも発給回数も少なくて、もうまとめてやるような、そういうことも利用者の利便性を考えたそういうサービスを考えていただければと、最後にお聞きしたいと思います。

○小倉障害福祉サービス担当課長  現在、ほかの区で、例えば、6カ月分の発行、給付券の発行や1年分の発行をしているところもございますが、長期間を一括してお渡ししますと、給付券の紛失のおそれとか、あと年度途中で転出をされたり、お亡くなりになったりしたときに超過している分を戻していただいたりとか、使ってしまった場合にその分の金額、自己負担していただかなければいけないとか、そういったような事態が発生するおそれがございます。

ただ、今、委員が御指摘の部分で、利便性というところを考えて、こちらについても申請書のさかのぼりとあわせて、また検討させていただきたいと思います。