平成30年予算委員会 福祉衛生費 中島議員( 3月 6日)

がん対策

○中島義春委員  どうもおはようございます。よろしくお願いいたします。

私は毎回、公明党として、がん対策については力を入れ、またいろいろ機会を通して質問させていただいておりますので、がん対策についてお伺いいたします。

本当に本区でも、死亡原因の第1位ががんであります。約30数%ですか、がんで亡くなっているということで、また2人に1人ががんになるということで、23区でも本当に本区はがん対策に力を入れ取り組んでいただいて、本当感謝申し上げたいと思います。平成22年、がん対策推進条例がつくられ、また、その条例に基づいて、23年から5年ごとでありますけれども、それに基づいた計画もつくられ、今現在では第2次の計画期間ということでございます。

こういうふうに力を入れ取り組んでいる本区に当たって、23区の状況とか、ちょっとその辺、これだけ豊島区はがんに対して力を入れ取り組んでいるんだという部分、まず最初に、せっかくこの機会ですから、アピールをお願いできたらと思います。

○常松地域保健課長  ありがとうございます。がん検診の受診率なども、かつては23区の中で低位と申しますか、悪いほうでしたけれども、高野区長ががん対策に非常に力を入れ始めて以降、上がっておりまして、現在全体で7位といったような状況でございます。

受診率自体はそういった形で、豊島区の流動性が高いなどの特性もございまして、そういうような形なのかなというふうに思っておりますが、豊島区につきましては、がん検診の各種受診料を自己負担なしで実施をさせていただいております、こういったお話を、同じ立場のほかの区の課長にいたしますと、もうそれはやめてくれというふうに言われるぐらい、豊島区は非常に先進的な取り組みをしているのかなというふうに思っております。

○中島義春委員  本当にそうなんでしょうね。この間、ある、うちの公明党の国会議員が、豊島区担当で入ったときに、豊島区のがん対策を聞いて、その方、本当、国会議員ですから、全国のこと知っていて、福祉関係の専門の方ですので、そしたら、豊島区のがん対策はすごいねと、こんなやっているところは本当にないよというぐらい、もう褒めていらっしゃいました。せっかくここまでやっているんだから、ある意味、区民にもっともっとアピールすることが大事じゃないかなというふうに思います。

それで、結論めいた感じなんですけれども、それと同時に、あわせてこうやって、がん、この豊島によりまして、がんが早期に発見できたというふうな、そういう声も結構あるんじゃないかと思うんですよね。例えば、そういう声なんかも、いろんな機会を通して、何か載せてあげる、名前とかそういうのがあるのであれば、これに、プライバシーの関係があれば、何歳、男性だとか女性とかということ、こういう声があったとかということ、具体的なこともいろいろやる中で、より検診率が上がってくるんじゃないのかなというふうに思っております。

それで、この検診が本当に早期発見にどうつながっているか、この辺はどういうふうに見ていらっしゃるんでしょうか、ちょっと教えていただきたいと思います。

○常松地域保健課長  ありがとうございます。がん検診につきましては、追跡調査というような形で、受診その後、がんが発見された方々につきまして、その後、受診につながっているのかといったようなことを確認させていただいております。

今、委員、御指摘いただきましたことを参考に、そういったことのフィードバックを、これから区民の皆様に、こういうようなことで検診を受けていただくことが健康づくりにつながっていくんだといったようなことを、きちんと区民の方にアピールすることも必要なのかなというふうに、今、伺っていたところでございます。

○中島義春委員  それで、ちょっとこのがん対策という、この冊子で見ると、本当に胃がんが、受診者数が5,164人に対して、がん発見者数8人、これ計算すると0.15%。肺がんが、受診者数が6,441に対して、発見者数、がん発見が7名ということで、これは0.1%、発見率というか。ただ、意外と肺がんは、ちょっとほかのがんと比べて、精密検査を要するというのが722人いらっしゃるんですけど、これは、平成27年度の資料なんですけれども、実際に追跡対象者が240人というと、思うように何か追跡されてないのかなというふうに、何か胃がんとか、ほかはよく見てらっしゃるんですけど、肺がんに関しては思うような捕捉ができてないのかなというか、これは何か意味があるんですか。細かいところで済みません。

○常松地域保健課長  肺がんにつきまして直近で申しますと、28年度中のがんの疑いのある方が、受診された方の中の3.7%、220人というような形になっているところでございます。要精密検査といったようなところですと、もう少し多くて600人ぐらいというようなことで、要精検率でいうと10.3%といったような形になっているところでございます。

他のがん検診の結果との比較というようなところにつきまして、ちょっとお尋ねでございますけれども、きちんとそのあたり、数字的なことはもちろん把握をしておりますけれども、傾向としてどういうところに起因するのかといったようなところにつきましては、もう少し検討させていただければなというふうに存じます。

○中島義春委員  よく私なんか前立腺がん、豊島区がん検診をやっていただいております。結構これは、この検診で、前立腺がん発見できたんだよという、いや、これは本当によかったという声を結構、壮年の方から聞いているんですよ。前立腺がんのその発見率は、やはり結構高いんですよ。これは非常にいい検診だなと思っているんで、これはどういうふうに捉えていますか。

○常松地域保健課長  前立腺がんにつきましては、今、委員が御指摘いただきましたように、27年度で申しますと、要精検率が7.2%といったようなところになっております。ちょっと28年、若干落ちて5.6%でございますけれども、本当にそういった形で、前立腺がんにつきましては、国の対象とする5がんの中に入っておりませんで、豊島区、非常にその前立腺につきましても対象としているというところも、先ほど冒頭のお尋ねにありました、がんの取り組みの一つの特性、特徴と申しますか、頑張っているところかなというふうに思っておりますが、そういったようなところで発見をしていただきまして、治療につながっていって、つなげていただいているというのは大変ありがたいというふうに存じております。

○中島義春委員  胃がんリスクということ、ピロリ菌検査、あるいはABC検査なんかも、これも非常に要精密という、対象率、対象者、割合が非常に高いものがありますんで、これなんかもぜひ、やはり早期発見につながる大きな検診だなというふうに思いますんで、ぜひしっかりと取り組んでいただければなというふうに思います。

ただ、その一方で、検診率で見ますと、肺がん、胃がん検診が、ちょっとここ28年度の検診率を見ても、今までの、それまでの検診率、ちょっと伸び悩んでいるかなという感じがするんですけれども、これはどういうふうに捉えていますか。

○常松地域保健課長  がん全体の、国の指定する5がんで申しますと、平成28年が19.2%で、27年が19.6%でございました。ちょっと1年前に比べると若干落ちてしまっておりますけれども、その中でも胃がんが、27年が5.9%でありましたのが、28年に4.7%になって、少し落ちてしまっているというところが、非常に気になっているところでございます。

胃がんにつきましては、やはりバリウムを飲んでいただいてエックス線で検査をしていくといったようなところの御負担感が、例えば大腸がん検診ですと、便潜血でございますので、便をとっていただいて、それで検査が流れていくということでございますので、それに比べて、やはり御負担感があるのかな。そういった中で、国のほうでも内視鏡をがん検診、胃がん検診の方法ということで認められたところでございますので、そのあたり選択肢がふえるということで、次につながっていくといいのかなというふうに思っているところでございます。

内視鏡検査スタート

○中島義春委員  今、お話ありましたけれども、内視鏡、いよいよこの30年度の新規事業ということで胃がん検診、今までのバリウム検査とあわせて内視鏡検査もスタートするというふうになっておりますけれども、これに対して、ちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども、内視鏡、ほかの区でも行っているところもあります、各区の状況とか、あるいは今回30年度、もうすぐ4月1日がスタートするのかどうか、いつの時期スタートするのか、あるいは対象者など、ちょっと手続とか、その辺教えていただければと思います。

○常松地域保健課長  各区の状況でございますが、国のほうで内視鏡を胃がんで使っていいというふうになってまいりましたのが、平成27年ぐらいからですけれども、28年に対策型検診で実施をいたしましたのが1区、今年度、7区ふえまして、今、合計で8区でございます。30年度に実施を予定しておりますのが、本区を含めまして9区、残り6区は31年度以降というふうに聞いているところでございます。

豊島区で、今、進めようとしておりますこの胃の内視鏡でございますが、4月1日からというのは、さすがに、先ほどのロタと同じで、準備が整いませんので、7月1日から実施をさせていただきたいと思っております。受診票を対象となります方のところに御郵送させていただいて、その受診票を持って診療機関のほうに行っていただくというような方法を考えております。対象者でございますけれども、50歳以上の偶数年齢の方、50歳、52歳、54歳といったような形で、平成31年の3月31日に50歳、52歳になっている方、要するに、30年度中にお誕生日を迎える方ということでございます。

○中島義春委員  時間もないんで、もっと詳しいことを聞きたいと思うんですけれども、これは、やはり一番心配なのは、バリウムと違ってこの内視鏡検診の場合は、お医者さんが直接診て、あっ、これは何か異物があるかなというとき、これをどういうふうな形でやるんでしょう。これは検診となると、今度お医者さんの何か医療の範囲になると思うんですが、その辺を少し。

○常松地域保健課長  検診はそういったものがあるかないかだけになります。ただ、せっかくと申しますか、入っているのに、そこでより検査をできるのにしないというのはもったいないので、そこからは、御同意をいただいた形で精検をやっていただく、そういったような形を今のところ想定しております。

○中島義春委員  時間もないんで、本当にこの検診は、ある意味では、先ほど検診率がちょっと下がってきているかなという感じなんで、これをまた起爆剤になると思いますんで、よろしくお願いいたします。