予算特 議会総務費 中島議員

事務事業評価・枠配予算

 

○中島義春委員  ちょっと手袋をしてお見苦しいんですけども、今皮膚科に通っておりまして、先生から薬を塗ってその後は綿手袋をしたほうがいいということで、こんな感じで済みません。

実は総括質疑でも質疑させていただきまして、時間が足りなかったもので、その後をきょう引き続いて行政経営課が絡んでくると思うんで、そちらのほうちょっと質疑させていただければなというふうに思います。本当にやっぱりこれからも当然持続可能な財政運営としていくためにも、やっぱり入を量りて出ずるを為す、その観点で出ずるほうを制していかなきゃいけないと思いますんで、その観点で質疑させていただければというふうに思います。

毎年、事業の総点検ということで、平成24年当時からやっているんですかね。年数的にちょっとはっきりしないんですけれども、結構ここずうっと長く事業総点検ということで、出ずるほうの見直し、あるいは削減というのを図ってまいりました。その総点検ということでも行政経営白書のほう、ことしの2月、我々手元にいただいておりますけれども、その中でも全額4億5,000万円ぐらい見直し、削減ができたということで記されております。その見直しをする一つの大きな手法としてはやっぱりビルド・アンド・スクラップという手法が一つにあります。もう一つは行政評価によっての見直し、削減というのが、2つの大きな柱があると思うんですけれども、その最初としてビルド・アンド・スクラップ、これについて行政経営白書のほうで載っているのは、28年度によってあれですかね、29年予算に反映したと載っておりますけれども、30年度予算、どうこのビルド・アンド・スクラップで削減、見直しが図られたのか。それちょっと最初、お聞きしたいと思います。

○高田企画課長  ビルド・アンド・スクラップ、お尋ねの件でございますが、新規拡充事業の義務的経費や投資的経費、それを除いた新拡事業から一定の割合を引くというものでございますが、その削減については大体秋ごろに枠配予算をするときに削減をするものでございまして、お尋ねの30年度予算に向けてのスクラップ額ということでございますが、約2億900万円の削減を枠配時に財政課のほうでカットしております。

○中島義春委員  今のスクラップということで約2億円ということですけども、それでスクラップ、ビルドはどのぐらいだったんですか。ビルドに対してスクラップが2億円ということで、ビルドは幾らぐらいですか。

○高田企画課長  この30年度予算に向けての新拡事業、スクラップ対象となった額が、義務的経費や投資的経費除いておりますので、16億6,000万円ぐらいですか、一般財源ベースなんですけれども。実際に新拡事業、30年度の新拡事業については説明会等でもお答えをいたしましたけれども、投資的経費も含めまして223事業、62億円、一般財源ベースで32億円というような状況になっている。ですから、新拡事業、実際の金額は大きく見えるんですけども、スクラップ対象となる新拡事業を見ていくと、30年度予算に向けて対象となったのは、16億6,000万円程度、そのうち2億円をスクラップとして削減をしたいという、ちょっとわかりづらくて申しわけないんですが、全てスクラップの対象となっているわけではないということは御理解いただければと思います。

○中島義春委員  本当わかりづらいんですけども、そのスクラップ対象になっている中で見ると、ビルドが16億円でスクラップは2億円ということでよろしいわけですよね。それであともう一つの見方として、事業評価なんですけれども、これも29年度事業評価結果に基づいて30年度予算がどのように反映されているか、ちょっと教えていただきたいと思います。

○上野行政経営課長  30年度予算への反映状況ということでございます。今回29年度事務事業評価では425事業について、その方向性を評価してございますが、そのうち30年度予算に向けて増額になったのが148事業、これは全体としては425事業のうち35%でございます。また、現状維持が75事業で18%、縮小となりましたものが193事業の45%ということで、その他、廃止あるいは人件費のみの事業等がございますが、以上のような状況でございます。

また、予算への額の反映という点で申し上げますと、事務事業評価のみということではないんですが、事務事業評価を活用しまして、委員御案内のとおり、総点検を行ったわけでございます。その総点検の全体の額としては4.5億円を削減ということで30年度予算に反映したということでございます。

○中島義春委員  この事務事業評価なんですけれども、増額が35%、それで縮小が45%ということで、これ縮小に関してはどのような手法、事業評価に基づいてということですけれども、どのような観点、どういう理由があってこれ縮小にしたのか、ちょっとその辺教えてください。

○上野行政経営課長  まず、評価の段階で縮小というふうに扱いをしたものにつきましては、やはりそれぞれの事業の成果指標、目標からしまして執行率等の状況がどうなのか、そういったことで事務事業の執行の仕方を改善する必要がある、そういったものについて評価の段階で改善、見直しという判断をまず所管課が行った次に、政策経営部が確認をしましてそういう判断をいたします。これが評価の段階で判断をする基本的な考え方でございますが、その次にそれに基づきまして予算へ反映していくという形になります。その場合、各所管課では枠内予算等につきましては、部局で予算編成をしていくわけでございますけども、そういった予算編成の中でそういった評価を活用していただくという点が1点でございます。もう一つは、さらに総点検の段階では、30年度予算については枠内経費につきましても、政策経営部でその中身を点検してございますので、そういった点で改善、見直しについて予算にどういうふうに反映していくかということを検討して、30年度予算に反映していくと、そのようなプロセスになっているとこでございます。

○中島義春委員  執行の見直しということでは、やっぱり一番大きいのはあれですかね。毎年度、毎年度予算を組むに当たって積算を通して予算額が決まって、各部局ごとにやっていると思うんですけれども、その見積もりの仕方は前年度の執行率、あるいは前年度執行率が低いという場合、見積もりがやっぱり多く見積もっているんじゃないかと。それでその見積もりを低く抑えるとかということで、その辺が一番大きいんじゃないかと思うんです。そうではないんですか。違うようであればちょっと教えてください。

○上野行政経営課長  御指摘のような点もございます。しかしながら、執行率につきましては、30年度に向けて29年度につきまして何らかの要因があって執行率が低いという場合もございますので、そういったことを加味して判断していくということでございます。一律に執行率が低かったので、その分削るよということではなくて、その執行率が低い状況を確認しつつ、30年度に向けてそれが削減できるものにつきましては削減していくと、そのような考え方でございます。

○中島義春委員  それで、あとは今回は枠内予算に関しても政策経営部として、各部局でやる予算というよりも、もう一回政策経営部がこれを逆に大なたを振るったというふうに今説明がありましたけれども、やっぱりこれというのは、今までずうっと景気が一応回復傾向にあるんで、入りが伸びてきていると。その中で先ほどビルド・アンド・スクラップじゃないんですけれども、新拡で予算をつけてもスクラップのほうが思うように進んでない、そういう中でここでやっぱりきちっとこれから投資的経費もふえるという観点でもあるんで、枠内予算の見直しを政策経営部でやっぱりきちっと見直そうと、その辺の見直す背景みたいなの何か教えていただければと思います。

○井上財政課長  今回、政策経営部のほうで枠内で組んだ予算についてしっかりと再点検、いわゆる査定みたいなことをやらさせていただきました。そういった背景は、やはり今までの枠内の予算がしっかり組めていたところではございますけれども、その予算についてどこがどうって具体的にはいろいろあるんですけれども、やはり最適な適正化を図るという観点がやはりこれから必要なんじゃないかということを考えまして、財政課の担当者を中心に政策経営部の職員総出でちょっと再点検をさせていただいたと、そういった背景があります。

○中島義春委員  やったということはそれが背景みたいな感じ。要はこれは今年度、30年度だけじゃなくて、これからもずっと続ける予定なんですか。

○城山政策経営部長  委員御指摘のように、枠配予算というのは、部局の枠でございますので、本来予算編成等も部局の自主性でもってこれを管理する、効率的に運用するということが期待されておったわけでございます。しかし、そうはいいましても、一方で評価も使いながらとかいうような要請もある中で、なかなか新しい資源に今までの資源とどういうふうに振りかえていくかとか、再説明調整するか、再構築するかということがなかなかできにくかったというのが実際かというふうに考えてございます。今、財政課長が答弁申し上げましたように、枠の中をしっかり政策経営部、財政課のほうで見させていただいて、各所管と政策経営部がキャッチボールしながら予算のあり方、あるいは執行のあり方というものをともに研究してきたというのが実態でございます。引き続き今後も財政状況はまだ見通し的に明るうございますけれども、部局の予算執行を厳格により精査できるように、あるいはより区民に説明できるように、新しいものへと進化させていきたいというふうに考えてございます。

○中島義春委員  今後も引き続いてやるかどうかという、そういう答弁がなかったんですけれども、ちょっとまた話変わるんですけれども、29年度最初事業評価、これはずっとやってきていることですけれども、改めて今度は施策評価というのを行政経営のほうでもやっております。これも一つにやっぱり事業の見直しをツールとして施策評価も、いろいろやっていく、考えていこうという取り組みが行われているわけでありますけれども、これが具体的に30年度どのような反映があったのか。今後になるかもわかりませんけれども、それをちょっと教えていただければと思います。

○上野行政経営課長  施策評価でございますけども、平成29年度、従来の事務事業評価に加えて施策評価という2本立てで評価をしたということでございます。それで、こちらにつきましては、基本計画の全施策を対象にしたわけでございますけども、予算への活用という点で申し上げますと、事務事業評価、施策評価をすることによって相対評価、つまり施策への貢献度、何が施策目標に対して貢献しているかというような相対評価が可能となるものでございますので、そういった相対評価を行った上で、その施策に対して効果があるもの、あるいはその施策目標からすると若干直接的ではないよねというような事業、そういったものをその中で評価してございますので、そういった視点で先ほど申し上げました行政評価、要は事務事業評価の予算の反映の中で活用していくということでございます。申しわけございません。それによる効果という点での数字というものは、ちょっと今手元にございませんが、そのような活用の仕方ということでございます。

○中島義春委員  いろいろ事業を評価するのに、やっぱりいろいろツールが必要であると思います。そのツールに基づいて事業の見直し、これがある意味じゃ、やっぱり区民に対しての説明責任もつながってくるんじゃないかなというふうに思います。それで最初、ビルド・アンド・スクラップという話も聞きました。先ほど16億円、2億円というふうな話もありまして、やっぱりビルドに対してスクラップもあるんじゃ、ビルドイコールスクラップみたいな、そのぐらいに見直しを図っていかないと、今後は持続可能な財政運営を築いていくためにはやっぱり必要じゃないかと思うんですけども、時間ないんですが、その辺踏まえてちょっと最後に教えていただければというふうに思います。

○城山政策経営部長  大変委員から示唆に富むといいましょうか、教訓に基づいた御提言いただいて、政策経営部、区としましてもしっかり受けとめて推進してまいりたいと思います。