平成27年決特 1~9補足・公債費以降・3特別会計(10月16日)

電子レセプトを活用した成人病対策

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○中島義春委員  よろしくお願いいたします。いろいろな方から、やっぱり国保に関しての医療費の適正化ということで、収納率対策だとか、あるいはジェネリック医薬品の普及というふうなことで話がありましたんで、余り重ならないように話したいんですけれども、本当に区としても非常に今までも医療費適正化ということで努力しているのはわかります。その中でもレセプトの点検、これは国保会計の事業、この計画を見ましても非常に努力して、今まで22年、23年とか過去のデータがありますけれども、23区の中でも4番目とか、5番目とか、6番目とかということで結構上位のほうに入っていて努力しているんだなというのを実感としてわかります。それでジェネリックの医薬品を使ってくださいよと、高齢者、国保の一部の方を対象にしていたんですけれども、この27年度から国保加入者全員ですかね、私のところにも保険証のわきにちゃんとジェネリック使いましょうみたいな、そういう文が、これ国保加入者、基本的にやっぱり拡充することによってよりジェネリックへの意識も高まってきて、また医療費の抑制にもつながってくるんではないかなというふうに、本当にこれはすばらしいと思います。

 これ実は、私、平成25年のときに一般質問の中で、呉市の例を通してレセプトを活用して呉市のほうでは、民間に委託をしているんですかね、委託してレセプトを活用して重篤化にならないように、重篤化になりそうな方を対象にして保健指導を民間のほうでやって、それが最終的には医療費が全体としてかなり下がってきたというふうな、そういうのを例を通して一般質問させていただきました。そのときやっぱり呉市のほうでも医師会との協議が非常に、医師会のほうでしっかりと御理解していただかないとできなかったと。それが一番大変な、やる前に当たっての苦労でありましたみたいなことが載っていました。そういうのも紹介させていただきましたけれども、それで先ほどほかの委員からのお話の中で、レセプトをやっぱり見て、重症化にならないように、その対策をやっぱり昨年は26年やりました、検討しましたということで、本年から27年から糖尿病の重篤化対策ということでやっております。これ1次予防、2次予防ということでやっていると思うんですけれども、その辺ちょっとまず説明していただけますか。

○坪内健康担当部長(地域保健課長)  委員御指摘のとおり、本年度新規事業として糖尿病の重症化予防というのを始めるところでございます。先ほど国民健康保険課長もお話がありましたけれども、いろいろとレセプトのほうから抜き出した区民の、いわゆる医療費の状況であるとか、どういうような特定の病気をお持ちになっている方が多いのかとか、そういうような分析に基づいてするということになってございます。年度の当初から始めたかったのは確かなんですが、なかなか制度設計がうまくいかなくて、やっとプレゼンテーションができるような状況になりました。今、委員1次予防、2次予防を中心にというふうに区では考えているようだけれどというお話でした。確かに効果が短期間で上がるのは3次予防のところの方の指導を徹底できれば、医療費がまず目に見えて減る部分が出てくるかもしれません。それはそれで重要だと思うんですが、人数対象的には30人とか、40人とかというレベルになるかと思います。将来的な医療費の抑制ということを考えたときには、2次予防のところを重点的に取り組んでいきたいというのが今のところの我々の考え方でございまして、まだ事業としては着手するというようなところでございます。今後長い目で2次予防から3次予防、1次予防、それを含めまして長いスパンの中で医療費適正化に向けていきたいと考えてございます。

○中島義春委員  特に糖尿病の人というのは、区民で約2万人近く、推定ですけれども、いらっしゃるんではないかというふうに言われております。この糖尿病を悪くすると腎臓透析をやったりで、そうするとまた医療費ががくんと上がるということで、その辺しっかりと認識されてこういう事業をやるというふうになったと思うんですけれど、その辺ちょっといきさつをお願いします。

○佐藤国民健康保険課長  今、委員おっしゃったように、糖尿病につきましては、重症化するとかなりの医療費がかかるというふうな状況にございます。通常のインシュリンの治療ですとおおよそ年間50万円から60万円というものが重症化すると人工透析が必要になってくると。その人工透析ですと年間500万円かかるような状況もございます。例えばインシュリン治療の方が重症化するのをおくらせることができれば、1年おくらせることができれば、そこで例えば四百数十万円の医療費の効果になると。そういうようなことから、やはり重症化予防というのは取り組んでいかなければならないというふうなところを再認識しているところでございます。

○中島義春委員  そういう意味では1次、2次と最終的には3次予防まで取り組んでいただければなというふうに思います。これ本当にいろいろな機関、特に医師会との調整がやっぱり一番大事な部分であるというふうに思いますので、しっかりと取り組んでいただければなというふうに思います。

 先ほど来、医療費抑制みたいな感じの適正化ということで、抑制ではなくて、そういうこれをこういうことを通すことによって逆に区民の健康をより厚く守っていくというか、予防的な部分が非常にこれは強いと思うんです。結果として医療費が下がるということで、医療費抑制だけではなくて、下げるだけではなくて、一番は目的は区民の健康の予防を図っていくんだと、そういう観点でしっかりとこれからも取り組んでいただければなというふうに思います。