平成28年予特 福祉・衛生費( 3月 1日)

がん検診の受診率、胃がんリスク早期発見

○中島義春委員  よろしくお願いいたします。今定例会でも、私どもの会派、高橋議員のほうから、がん対策についてということで一般質問もさせていただきました。

公明党は、一貫して国のほうでもがん対策ということで力を注いできまして、それで基本法を制定し、また22年には23区初のがん対策推進条例も本区でつくっていただきました。その中にはがん教育なんかも含まれておりますけれども、本当にがん対策に関しては本当に23区、また全国でも先進事例のある、そういう先進的にやっていただいているところだと私ども評価しております。

その中で、国のほうのがんの検診ということで、当初目標が50%という目標、検診率、とにかくやっぱりがんに対しては早期発見、早期治療がやっぱり命をつなぐ、命を守る一番の方策だということで取り組んできました。それで、本区にも対策推進条例でその辺のことをうたわれ、またしっかりと検診をしていこうということでいっておりますけれども、ただ、思うようにやっぱりなかなか検診率が向上しない。少しずつであるんですけど、向上しております。特に女性の特有のがんである子宮頸がん、また乳がんに関しては、国のほうからもコールリコールということで、ほかのがんよりは受診率も高いのかと思うんですけれども、その辺ちょっと含めてどういうふうに認識があるか教えていただきたいと思います。

○坪内地域保健課長  がん検診の受診率の関係でございます。今、委員御指摘のとおり、子宮頸がん、乳がんについては、東京都ないし全国の平均と比べても高い位置を示したような検診率がございますけれども、トータルで考えますと、区の検診としてはまだ20%に届かないような状況になってございます。ただ、検診というのが区で行う検診のほかに職域で受けていらっしゃる検診、それから個人でいわゆる人間ドックのようなところで受けていらっしゃる検診等ございまして、こちらのほうの把握というのは非常に難しい状況になってございます。

先般の一般質問でも答弁がございましたけれども、区民の健康意識調査等の数値を参考にしますと、3つ合わせると三十数%というところで、これでもやはり50%には届いてございませんので、まだまだ検診率向上のための施策というのは打っていかなければならないというのが現状でございます。

○中島義春委員  今本当に言われたとおり、区で行っているのと、また職域、また個人ということで、全体としての検診率の把握が非常にやっぱり難しいと。今までもいろいろな調査ではやっていても、それが果たして本当に実態として伴っているかどうか、その辺が微妙だと。

今回の質問の中でも言わせていただきましたけれども、国のほうでがんの加速化プランということで昨年発表ありましたけれども、やはりがんの検診率の向上ということで、実態をまず把握しようではないかと。そこに対して、国のほうとしても予算を組みますよということで、昨年の補正予算と今回の今、国、予算審議をやっておりますけれども、その中で予算を組んでいると言われましたけれども、この辺を含めた今後の具体的な、質問の中でも検討しますと話ありましたけれど、これ具体的なことはどういうふうに考えていればいいか、ちょっと教えてください。

○坪内地域保健課長  現状、お話がございましたとおり、予算審議というのが続いている状況でございますので、区として予算を組むときに、どういうふうな歳入を組めるかというのは、不透明な段階ではまだ入れ込みがなかなか簡単にできないで、我々のほうでがん検診等のいわゆる特定財源としては、東京都の医療関係の包括補助金のほうを充て込んでいます。ただ、胃がん、肺がん関係のいわゆるその実態把握のためアンケート、どういう手法でやっていくかというのも含めて、国等からも予算とともに全国的ないわゆる比較みたいなものも出てきますので、一定の指針が示されるのかというところも考えてございますので、それ見ながら、内容的なものとしては構築していくということですので、今こういうふうにやりますという答えを持っているわけではございません。

○中島義春委員  国のほうからもそういう指示が今度あった段階で、ぜひとも取り組んでいただければと思います。特にやっぱり胃がんと、あと肺がんに関しては、今まで、今度は検診に関することですが、コールリコールも行っていないということで、やはり繰り返しになりますけれども、またコールリコールも胃がん、肺がんに関しては国のほうでも予算化をすること、考えがあると言っておりますので、その辺も含めて、そういう指示が来ましたら、予算が組み込まれましたら、区としても対応をお願いしたいと思います。

それで今回、胃がん検診ということでは、昨年からも入れていただきましたけれども、胃がん検診のより早くがんであるかどうかとわかるようなピロリ菌検査と、あとABC検査ということで、これ20歳と40歳ということで昨年からやっていただきました。また今回、28年度予算でも、我々公明党としても、より拡充してほしいという要望を言ってきたわけでありますけれども、それに応えていただきまして、20歳からピロリ菌検査は20歳プラス30歳、ABC検査に関しては40歳プラス50歳と2段階でやっていただけるというふうになりましたけれども、要は我々にとってみりゃ、やはりがんの検診率の向上とあわせて早期発見に大きくつながるのがこの2つの検診だというふうに認識しているんですけれども、そういう認識のもとで今回拡充というふうにやっていただいたと思うんですが、その辺含めてちょっと御説明お願いします。

○坪内地域保健課長  御指摘のとおりでございます。できるだけ早期に発見するための施策は打っていきたいと思ってございます。今回、昨年度の20、40歳に引き続いて、事業内容を委託してございます豊島区の医師会ともどのような検査の体制がいいのか検討する中で、御要望のございました30歳と50歳を入れていきました。

ただ、今後、じゃ、どのようなやり方をしていくのかと。その2つの年代でやっていく、あるいはその年代を刻んで広げていくというやり方であるのか、あるいは制度管理がどこまでできるかわかりませんが、いわゆる手挙げをどこまで入れられていくのかと。そのようなことも含めて、まだまだ終着点ではございませんので、今後も設計については検討していきたいと思ってございます。

○中島義春委員  また拡充という方向で、また今後も検討していただければと思いますけれども、あとちょっとまた戻りますけれども、その胃がんと肺がんの検診に関しては、今、健康センターのほうで直接電話でとかいろいろな方法でやっていただいております。また、胃がん、肺がんの同時検診ということもやっていただいておりますけれども、それの拡充ということで、今回28年度に含まれておりますけれども、これも当然検診の向上につながってくるんだろうと思いますけれども、ちょっとその辺含めて御説明をお願いします。

○坪内地域保健課長  健診センターにおけます胃がんと肺がんの同日検診でございますけれども、今年度は週に1日、午前中8名の方を同日に検診するということで始めたところでございます。通年実施しておりますので、大体380名様ほどの検診が受けられる状況になってございました。ただ、これはやはり同日で両方ともできるということで、非常に早期から予約が入るのが早い状況でございました。

来年度に向けまして、健診センターのほうも体制を検討していただきまして、週に2日、午前中、10名の方を受けてということで設計をしておりまして、約2.5倍ぐらいの方の同日検診が受けられる体制と。それからあと、午前中、何らかの形で受診ができない方等のために、一定程度、午後枠をとれる範囲内で対応していただくということで今、健診センターで体制を組んでいただいていますので、恐らく来年度、960名ぐらいとこちらのほうとしては見込んでございます。

○中島義春委員  本当に大幅な拡充ということで、ありがたいと思うんですけれども、あわせて、今、健診センターでやっておりますけれども、よりもっともっと利便性よく、またより多くの方に検診していただくという意味では、こういう機器を備えているところにより幅広く健診センター以外にもお願いすることはできないものでしょうかね。

○坪内地域保健課長  過去さまざまな健診センターの創立以来のいろんな経緯の中で、今こういうふうになっているのも1つあるのかとは思いますけれども、それにつきましては、医師会のほうとも検討いたしまして、どうなんだろうか、それが果たしてどういう効果が生むのかと、それから通常設置されている病院、医院のいわゆる通常の診療行為との関係でどうなのか、あとはいわゆる個人の人間ドッグのようなところをやっていらっしゃるところとの関係で何かお話ができるのかとか、さまざま考えまして、検討はさせていただきたいと思います。

○中島義春委員  最後になります。先ほど国のほうからもいろいろアンケート等、実態をしっかり調べるようにということでありました。その辺なんかも含めまして、今後はやっぱり健診センターのみならず、いろんな手法を考えて、より受診率向上に努めていただければとお願い申し上げまして終わりにしたいと思います。