平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

子どもの貧困と進学、学力の二極化対策

 ○中島義春委員  よろしくお願いいたします。

 きょうは教育関係のほうということで、先ほども子どもの貧困という話もありました。今回の予算特別委員会で、福祉衛生費でもやはり子どもの貧困ということで、かなり皆さんのほうからいろいろ質問が出ております。それで、この子どもの貧困ということで、経済的格差によって、特に小さいとき、小学校、中学行っている間は、よく授業、学校の勉強が思うようにできなかったとか、いろいろ家庭環境の影響でできないとかということで、それでやはりよく言われているのが、高校、あるいは大学への進学率がそういう家庭、一般の家庭というと言葉は語弊がありますけれども、低いという話もありますけれども、その辺はどうなんですかね。

○清野指導課長  本区の公立中学校の生徒、高校への進学率ですけれども、大体95%ぐらいで推移をしております。入学試験でうまくいかなかったとか、あるいは海外に留学するというお子さんもいますけれども、経済的な問題で高校進学を断念したということは、数としてはほとんどないのではないかなと考えております。

○中島義春委員  ある報道によりますと、高校進学率なんかは、ひとり親の家庭の方と一般の家庭というかそちらのほうと、高校進学率を見てもやはり数%違うとか、いろいろ報道の中ではよく言われていることなんですけれども、本区においてはそういうのがないということなんですが、ただ、これ、よくよく実態を見ると、僕はどうなのかなと思いますね。

 それで、その中で、先ほど来、ほかの委員からもちょっと質問ありましたけれども、子ども教室の中で学校補習支援チューター事業を行うと。目的としては、やはりかなり学力の面でも二極化が出てきておると。これを何とかしなきゃいけないと。これ、本来は、このものをつくったというのは、放課後しっかりと勉強してよと。宿題とかそういうのもやってくださいねとか、いろいろ勉強の機会を、とにかく家庭へ戻っちゃうと、勉強する子は勉強する、嫌いな子はやはり勉強しないということなので、何とかこの放課後の間の時間でも、勉強するくせをつけたいということでやっていただいていることは先ほどの話もありましたけれども、ただ、実際に本当に勉強してもらいたいなという人をどうやってそこに呼び込むというか、それがやはり一番問題だと思うので、課題だと思うんですけれども、その辺はどういう感じでやっているのですか。

○清野指導課長  基本的にこの放課後の補習支援チューターは、広く子どもたちに募集をかけて、希望者はもう全員受けられるとしています。

 委員御指摘のとおり、この子に勉強させたいんだけれども、申し込んでくれないというようなケースが多うございますので、各学校では、担任の先生が個別に声をかけて、どうだ、一緒に勉強しないかという形で補習に誘っているというケースが大変多うございまして、また各学校もそのあたりをねらって、教員が補習チューターに任せっきりにするのではなくて、担任も一緒にその勉強会に合流するというようなことで、学習習慣をつけようという努力をしているところでございます。

○中島義春委員  本当に先生も忙しい、もう放課後いろいろ、自分の授業、作業なんかもあるんでしょうけれど、そういう中で、子どもたちのために本当に寄り添ってやっていただけるという、本当にありがたいことだと思います。