平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

司書配置の財政的裏付け

○中島義春委員  私は本当に短く終わりますので。今、ふま委員から学校の司書ということでいろいろ質問させていただきました。教育長からももう結論めいた答弁もいただきましたけれども、本当に学校司書、これ、何か国のほうでも、いよいよ学校司書を各学校に配置しなきゃいけないということで、何か学校図書館法ですか、これに学校司書をもう配置するのを努力義務ということで、何か法が改正されたのですか、これからするんですかね、そういう動きがあるみたいなんですけれども、ちょっとその辺、教えてください。

○清野指導課長  平成27年4月1日から施行されておりますが、学校図書館法の一部を改正する法律がありまして、国は、学校司書を専門的な知識及び技能を必要とするものであることにかんがみ、この法が施行された後に必要な措置を講ずるものとするという条文が加わっております。

○中島義春委員  済みません、勉強不足で。それで、そういうことでやはり学校司書を配置しなきゃ、国では交付金、国からいただいているところはそれに伴っての何かお金が出ていると、そう聞いているのですが、東京23区はそういうのが出ていないんですけれども、東京都のほうで、何かこういうのは財調みたいな形でのあれはあるんですか。

○渡辺財政課長  特に現時点では財政調整交付金の交付対象にはなっていないと言っております。

○三田教育長  補足させていただきますが、ちょっと時間が必要なんですけども、学校の図書館について規定されている法規というのは昭和34年にできまして、それが学校図書室という格好だったんですね。これはもう社会の状況に対応し切れないということで、平成16年に学校図書館法ということで、学校図書館と呼ぶようになって、そこに司書教諭を置かなければいけないという義務が規定されたんですね。ところが、これは教諭の身分で、いわゆる教員免許と一緒に図書館司書という免許が取れるんですね。だから、この免許を持っている教員を配置することとなったのですが、御承知のとおり多忙化だったり、その教員がどういう立場の人間かによって、図書館司書として必ずしも活用できない。だから、いるだけでは実際に力にならないということで、今のような法改正が行われてきたという経緯だと思います。

 これは大変残念ながら、地方交付税交付金の対象だと思うんですね。したがって、文科省はお金を出しているんですけれども、東京都には来ないわけです。富裕県ということで。結局、情報教育もそうなんですが、こうした種類のものが配られていながら東京都には来ないという状況があると。したがって、各自治体が、これまでそれぞれの自助努力でやってきたということで、豊島区は相当これは自助努力を積んできたという経緯でございます。

 今後、この財政のあり方については、国家レベルでどうするのか、それから東京都との関係でもどうするのかということで、やはり大きな1つの課題だと思っております。

○中島義春委員  そういう意味で、先ほど来、話の中では3週に4回ということで、非常勤の方には時間が1時間45分長くなる、1時間45分の勤務になると言われましたけれども、結構やはり全国いろいろ何か資料、本みたいなのを見ますと、週大体2回というペースで学校図書司書さんが配置されているところが結構あるんですけれども、区としては、毎日毎日というのが理想なんでしょうけれども、どの程度配置されれば、日数ですね。どの程度になればいいのかなという、そんな考えはあります。

○山根図書館課長  先ほど委員がおっしゃいましたように、毎日毎日ということになると、経費のほうもかかりますので、ちょっと大変ですけれども、私もこの話、計画的ができ上がりまして、夏に学校図書館を視察させていただきまして、それから校長先生や副校長先生ともお話しさせていただきましたけれども、いろいろ御意見をいただきました。一番肝心なところは、先ほどの授業支援のところ、授業支援ですね。授業支援のところのこま数が、やはり大きいところはちょっと足りないところがありまして、その辺の要望にも濃淡があるようですので、今の職員をどんどんふやしてというわけにはちょっといかないところがありますが、やり方を工夫して経費が余り拡大しないような形にして、平成28年度は、これ、とりあえず1年間やってみて、そのノウハウを我々も取得して、それをベースにして、工夫できるところは工夫して少しでも拡大できるような形に、全部とはいかなくても、一部でも拡大できるような形で検討していきたいと考えてございます。

○天貝教育部長  学校図書館司書については、朋有小学校は今、週4日、委託の方が派遣されているんですけれども、このいいところはやはり4日派遣すると、子どもたちの名前と顔がすべて一致するので、来やすくなって、声もかけやすくなる。より貸し出しの本も多くなるという話を聞いております。全部が全部4日に近づけるというのはなかなかいきなりは難しいのですが、できるだけそういった形でフェース・ツー・フェースで子どもたちの把握ができるような体制をとっていくにはどれぐらいの時間が必要なのかというのは検討していきたいと考えています。

○中島義春委員  どうもありがとうございます。本当にこの学校図書、また、司書を輩出することによって、より充実させるということはやはり子どもたちにとっての勉強意欲というか、みずから勉強しようという意欲の向上に相当つながってくるのではないかと思いますので、本当に子どもの読書計画ですか、タイトルがちょっとはっきりしないんですけれども、三次計画もいよいよこれからつくられるということですので、その中でも、かなりこの学校図書に関して相当力を入れると書いてあると思いますので、平成28年、また平成29年、平成30年と、トイレの3年計画ではないんですけれども、何とか3年計画の中でしっかりとした司書配置というのをなし遂げていただければなということをお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。

 以上です。