平成26年予算委員会 1~9の補足  3月 7日-2014

人と動物の共生事業

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○中島義春委員  時間も本当に限られていますので、端的に答弁のほう、お願いしたいと思います。

 人と動物の共生についてお伺いしたいと思うんですけれども、人と動物の共生する地域社会づくりについては、地域のボランティアの協力によって活動が大きく広がってきているんですけれど、その活動に対しても地域の方も御理解していただいているということで、その効果として、特に飼い主のいない猫のふん尿等に関して、減少傾向にあるというふうに私は考えているんですけれども、しかし、資料なんかいただいたのを見させてもらいましても、まだまだ区民からの犬、猫に関する被害の苦情というのはやはりあります。

 また、私も地域からもそういう耳を聞いているところで、保健所の方に相談なんかもしているところですけれども、現状の犬と猫に関する苦情相談、件数とか、どういうのがあるのか、それぞれ犬と猫に関してちょっと教えていただきたいというふうに思います。

○樋口生活衛生課長  委員の今のお話のとおり、苦情につきましては平成18年に、猫に関して言いますと500件超えるような苦情があったんですけれども、それ以降、取り組みによって減少しておりまして、今年度については100件弱ぐらいの、猫についての苦情は、なろうかというところで、ボランティアの方々と一緒に取り組んでいるわけでございます。

 犬につきましては、それほど変化は余りないんですけれども、大体100件程度の苦情が毎回寄せられております。犬についての苦情の内容は、やはりしつけの問題ですね。公園でリードといいまして、綱を放して遊ばせているのを何とかしてほしいですとか、それからふん尿の問題、それから鳴き声の問題ですね。そんなものが寄せられております。

 猫についても同様でして、ふん尿の問題が寄せられております。また、今地域の方々と一緒にグループを組んでいただいて、ボランティアの方々が地域猫活動をしていただいているわけでございますけれども、その方についての御理解が得られないことによる苦情というのもないわけではございません。そういう場合につきましては、私たちのほうから、その苦情を寄せられた方々に丁寧に御説明させていただきながら、御理解を得て活動を続けているというような状況でございます。

○中島義春委員  猫のほうに関しては、大分苦情件数も減ってきているということなんですけれども、こういう苦情があった場合、具体的に保健所はどういうふうに対応なさっているんですか。

○樋口生活衛生課長  お電話で状況を聞きながら、できるだけその現場へ行きまして、現場でどのようなことでお困りなのかということを伺いながら、その場で解決をしていくということに心がけております。

 この問題、どっちが正しいということがないもんですから、結局のところ、そこに猫がいる以上、何とかしなくちゃいけないということもありますので、苦情者の方々には、こういう形での地域猫活動に御理解くださいということで、御理解、納得をいただいて解決に向かうということに心がけております。

○中島義春委員  今、猫のほうが減って、相談件数が減ってきているとはいえ、猫に関して大体、中心的にちょっとお話を聞きたいと思うんですけれども、飼い主のいない猫に対しては不妊去勢手術をして、もうふやさない取り組みを平成19年、20年度からですかね、今行われておりますけれども、これによって相当、やはり先ほどの説明の中でも猫の苦情件数少なくなっているというのは、これ、実態だと思うんですけれども、その辺、不妊去勢手術の概要をちょっと教えていただければと思います。

○樋口生活衛生課長  豊島区の場合には、不妊去勢手術の御依頼がありましたらば、それについて、手術費の一部を助成するということで行っております。大きく分けて2つございまして、個人の方が不妊去勢手術をして、ふやさないようにして世話をしたいんだという場合については、オスについては2,000円、メスについては4,000円の補助をするということでございまして、それと、先ほど御説明させていただきましたけれども、町会単位で、町会内でグループを組んでいただいて、広いエリアでそういった世話をしたいんだという方につきましては、そのグループの方からの申請がありましたらば、オス5,000円、メス1万円の補助をしているということでございます。

○中島義春委員  区としては、こうやって手術に対する助成を行っているということですけれども、ほかの各区の状況はどういう状況なんですか。

○樋口生活衛生課長  ほかの区におきましても中野区以外は助成を行っております。飼い猫に対しても行っている区というのもございますが、飼い猫、それから飼い主のいない猫、両方やっている区は10区、それから豊島区と同じように、飼い主のいない猫だけやっているのが12区ということでございます。

○中島義春委員  それで、手術費用の推移はどのぐらいなんですか。

○樋口生活衛生課長  手術費の助成につきましては、平成19年度から始めておりますが、平成19年度は大体、実績として26万円、69匹から始まりまして、年を追うごとにふえておりまして、一番多かったのが平成24年度、612匹の360万円、25年度につきましては、今のところ、12月末現在ですけれど、418匹で280万円ぐらいでして、来年度につきましても、270万円余ぐらいの予算を組んでおります。

○中島義春委員  平成24年度が相当ふえておりますけれども、あとはそんなに変わらないのかと思うんですけれども、これは何か理由があるんですかね。

○樋口生活衛生課長  24年度につきましては、どうも個人の方が50匹まとめて持ってくるとか、そういう状況もありまして、これについては私たちもちょっと心配になりまして、手術させる、助成することだけが目的ではないもんですから、その後の管理をちゃんとやっていただくということがやはり大切なので、そういう状況について、その方とお話をし、なおかつ現場でどういう状況になっているのか、地域に迷惑をかけないようになっているのかということも確認をしました。染井霊園で管理をされているということのようなのですけれども、そういう方が多く24年度はいらっしゃったということでございます。ほかの年度につきましては、そういう方はまずいないので、大体同じような300から400ぐらいの匹数で推移しております。

○中島義春委員  すごいですよね。50匹持って、手術、避妊去勢はしたけれども、その後というのはやはり管理、またしっかりしてもらわないといけないと思うんですけれども、先ほど来、地域猫ということで、地域ぐるみで、やはり猫を管理しようと。町会単位で組織的に取り組み、地域協議会も設けて、それで猫をしっかり見ていこうという取り組み行われておりますけれども、これは今、豊島区内、どのぐらい数があるんですか。

○樋口生活衛生課長  現在、20の団体がございます。平成24年、5年あたりで一気にふえまして、今20団体の方が活動してもらっています。

 なお、来年度につきましても、あと2つぐらいふえるようなことで見込んでおります。

○中島義春委員  本当にそうやって、地域でしっかり猫を見て、地域の中にはやはり猫の好きな方、嫌いな方が本当にいらっしゃいます。そういう中で、特に嫌いな方にはしっかりと御理解をしていただきながらやっていくということで、丁寧な取り組みが必要だと思うんですけれども、私の地域も本当に猫が多くて、課長にも来ていただきながら、相談も受けたりしているんですけれども、現実問題としては、やはりまだまだ協議会が立ち上がる前の段階ということで、本当に時間、ちょっとかかるかもわからないけれども、しっかりやっていかなきゃいけないと思うんですけれども、そういう中で、地域猫、地域協議会を立ち上げて地域で管理しているといっても、やはり地域住民とトラブルなんかもあると思うんですよね。その辺の状況なんかどうなんですか。

○樋口生活衛生課長  御指摘のとおり、地域の中では、やはりどうしてもなかなか御理解が得られないというケースがあります。そういう方につきましては、私たちも、保健所としても、幾つかそういう場所を承知しているわけなんですけれども、地域の方々にはできるだけ御理解いただくように、丁寧に御説明するとともに、ボランティアの方々にも、やはりそういう方がいるということをわかっていただきながら、例えばえさをやる場所について、もうちょっと場所を変えるとか、あるいは清掃をもうちょっとまめにやっていただくとか、そのようなお話をしながら、何とか御理解得られるような努力はしているところでございます。