平成26年予算特別委員会 福祉・衛生費( 3月 3日-2014)

潜在待機児童対策の重要性

○中島義春委員  今、潜在待機児童ということで、やはり景気の状況も影響しているのかなと思いますね。やはり家庭の中で家計を支えるということで、前は御主人が働いてというところが多かったんですけれども、今、共働き世帯とがどんどん多くなって、家計をしっかりと夫婦2人で頑張っていこうというところが多くなってきているのも、また豊島区の事情としては、やはり交通の便も至便のいいところですので、マンション住宅、マンションがどんどん建ってきていると。それで、ファミリー世帯を豊島区内に入れましょうということで、そういう施策も講じておりますので、ファミリー世帯もやはりふえてきているという、豊島区ならではのまた事情もあると思いますけれども、そういう中で、本当に今回、ホームページ見させてもらいましたけれど、1次募集の指数、点数を見ますと、20点でも入れない方もいらっしゃるんですよね。見たら、かなり皆さん最低指数でも大体20点ぐらい、満点近いというところがほとんどなんですけれども、これ、どういう状況だったかちょっと教えてください。

○活田子育て支援課長  御指摘の指数でございますが、保育に欠ける状況を1点から20点まで指数で点数化しております。御指摘のように、1次の選考の結果、ホームページでも公表しておりますが、歳児、あるいは園によって違います。0歳児でございますが、19点から20点、ほぼ満点でございます。1歳児の最低指数、これは20点から21点、もう20点を超えている状況でございます。2歳児でございますが、園によってちょっと人気のない園がございまして、13点から22点と、2歳時については幅がある状態でございます。 以上でございます。

○中島義春委員  本当に私もホームページ見てびっくりしたんですね。これだけふやしても、まだ満点でも入れないという方がいるんだということで、これ、地域の待機児童、保育園入園する方の分布にもよるかもわかりませんけれども、例えば20点満点だと両方とも共働きでフルタイムで働いていますよね。こういう方って、具体的に入れないという場合、どういう対応が考えられるんですか。

○活田子育て支援課長  家庭の保育の状況について、ちょっと古いんですが、今年度の4月1日、昨年の4月1日調査をしておりました。そこでは、全体270名、新定義の待機児童がいたんですが、母親が自宅で保育する、仕事を休むかやめてということになりますが、それが202名ですね。全体の75%と最も多かった状態です。次いで、祖父母、親戚に預ける、これが21名で8%。あとは無認可保育に預けるという方が18人で8%いらっしゃいました。

○中島義春委員  お母さんもフルタイムでも働いている、それをやめてお子さんの面倒を見るということで、本当に経済的な厳しい中で保育園に預けようということでやっているのに、でも保育園に預けられないから、やめて家で面倒見る。これも矛盾したような感じなんですけれど、まだまだ待機児童対策を本当に真剣に取り組んでいただいていますけれども、しっかりと取り組んでいただかなければいけないなと認識いたします。

 それで、先ほど来お話しました認証保育園の拡充ということで、そういう意味では、ある意味では今度、認証保育園の拡充と伴って、今まで入れなかった、意外と認証のほうに行こうかという方もふえるのではないかと思いますけれども、その辺はどう考えていますか。

○小野寺保育園課長  4月から認証保育所の保育料の負担軽減補助事業を大幅に拡充します。そうしますと、認可保育園に仮に入っていたのであれば、支払う保育料の差額がほとんどの層で約1万円未満になると考えております。そうしますと、これまで認証保育所の保育料が高いということで、認証保育所への入所をためらっていた、そういった方々が相当数、認証保育所のほうに入所するということを決断されるのではないかなと思っておりますので、そういったことを考えますと、認可保育園に入れない人たちの中から相当数が認証保育所に流れて、結果的に待機児童の新基準の数字は下がると思っております。

○中島義春委員  私もそう思います。

 ところで、認証保育所の今までためらった人が入るだろうと。枠はどのぐらいあるんですかね。認証保育所。

○小野寺保育園課長  区内の認証保育所、今9園ございまして、定数は全部で287名です。このほかに4月に駒込の駅のすぐそばに40名の認証保育所ができますので、それ合わせると327名です。あと、認証保育所の場合は事業者と保護者の直接契約になりますので、仮に豊島区以外、例えば板橋区、練馬区、北区、そういったところの認証保育に入ったとしても、待機児童の数からは差し引いていいことになっていますので、そういうことを考えると相当期待はできるかと思います。

○中島義春委員  具体的にはこの認証保育所への御案内というのは、今までやはり認証保育所って高いなというイメージの保護者の方いらっしゃったと思うんですけれども、これからこの議会を通して決定するわけでありますけれども、早目の周知というのをやらないと、皆さんそちら申し込みというのがおくれると思うんですけれども、具体的にはどういうふうに。

○小野寺保育園課長  もう既にホームページ、それから保育園課、子育て支援課のカウンターで予定ということで既にチラシのほうをつくっていまして、窓口のほうを通じて一応御説明しております。それから先日、認可保育園の1次選考に漏れた方、すべての方に認証保育所の拡充の御案内等、近隣の認証保育所の所在地のリストのほうを封書で送っておりますので、少なくとも今、認可保育園に入れなくて困っている皆さんにはすべて行き渡っているかと思います。

○中島義春委員  ありがとうございます。本当に待機児童対策というのは、今の状況だとやってもやってもということですけれども、しかし、それ以上にやはりやらないと、待機児童解消というのは図れませんので、高野区長も本当に待機児童の課題については、プレス発表のときも5つの大事な重要課題の中で最初のトップバッターが待機児童と言われています。また、この前の議会の招集あいさつの中でも、具体的な待機児童対策を話され、また今後は、認可保育園も5園は設置していきたいと。それで、300から400名定員増も図っていきたいという話をされていますので、待機児童は本当に切実な問題だと思いますので、しっかりと今後も取り組んでいただきたいと要望いたしまして、私の話を終わりたいと思います。

○高野区長  ただいま御指摘のように、本当に待機児対策は、当初想定していたものをはるかに超えて、うちだけの問題ではなく、全体の問題で今、御説明のように対応していっているわけでありますけれども、特に当区においては、議会からの皆さん方の強い要望等々、非常に詳しい分析のもとに、いろいろな御示唆をいただきました。

 そういう中で、政治的判断の中で認証保育所の保育料の補助の増額とか、あるいは全体的な認可保育園を含めながら、トータルでやはり考えていかなければいけないというような思いでありまして、決して小手先だけで考えるんではなくて、将来のことも十分考えてやっていきたいと思っております。

 待っていたら、やはり認可保育園等々もなかなか難しいと思います。こちらのほうから積極的にそういったものを、もちろん、豊島区全体の待機児の分布を見ながら、いろんな形の中で分析をした中で、可能性のある限り、積極的にそれらについて取り組んでいきたいと思っております。

 ただ、先ほど来お話しのように、追っても追ってもなかなかこれでおしまいということはない。これは、やはり保育の問題点というのは永遠の課題かなと思いますけれど、おくれをとらないような形の中で十分進めていきたいと思っております。

hoiku