平成26年予算特別委員会  議会総務費 2月28日

簡易水道消火装置-可動式

○中島義春委員  私のほうからは、予算説明書169ページと、プラン289ページに書いてあります、簡易水道消火装置のことについてちょっとお聞きしたいと思います。

 このいわゆる街かど消火栓と言われているものですけれども、これ、今、防災の危険な地域を中心で今設置されております。私も初めてこれ見たのが上池袋区民ひろばの前の公園で、ちょうどセーフコミュニティの認証取得の審査の先生方がいらっしゃって、それでちょうどその区民ひろばでは防災をテーマとして、ずっと地域の方たちがいろいろな取り組みをなさっていると。この地域、ちょうど震災復興というのも上池袋、池袋本町地区としてずっと訓練、いろいろなことを取り組んできたところで、非常にやはり、また居住環境、総合整備地域内ということで、住宅密集地域のところでもあるし、日ごろから防災訓練なんかもやっているんです。私も参加させていただくと、本当に防災に関して非常に関心が高い地域で、大勢の方が訓練に来られている姿、私も一緒に訓練させていただいておりますけれども、そういう観点で、簡易水道ということでお聞きしたいと思うんですけれども、現在の配置状況をお聞かせ願えればというふうに思います。

○樫原防災課長  現在の簡易水道消火栓、いわゆる街かど消火栓という消火装置の配備状況でございますけれども、今現在6地区、上池袋、池袋本町、東池袋、駒込、長崎、それから南長崎と6地区22カ所に33台を既に配置をしまして、25年度、今年度も9カ所足しましたので、全体で42台配備をしているところでございます。

○中島義春委員  経費的には大体どのぐらいかかっているんですか。

○樫原防災課長  これ、実際の本体は20万円弱という形になりますけれども、それに伴う水道工事その他ありますので、それを大体平均をしますと、1台当たりは四十数万円という形になってございます。

○中島義春委員  今、25年度で42台配置されていると。これ、配置されたはいいけれど、実際にやはりそれ、しっかりと日ごろから訓練していかないといけないと思うんですけれども、その後、訓練状況なんかも教えていただければと思います。

○樫原防災課長  先ほど委員のほうから上池袋の話も出てございましたけれども、かなりさまざまな町会のほうで訓練をしていただいてございます。配備当初から訓練、徐々に行っていただきまして、全体でこの3年間で大体58回ほど、各町会ごとに訓練をしていただいているところでございます。

○中島義春委員  その訓練をして、皆さんの声というのは何かありますか。

○樫原防災課長  往々にして、やはり、スタンドパイプなんかもそうなんですが、実際にやってみるとかなり難しいというのがあるんですけれども、ただ、この簡易水道消火栓につきましては、街かど消火栓につきましては、非常に、やってみて、あっ、これでできるのという、非常に簡単で、確かに女性でもできるということで御好評いただいているところでございます。

○中島義春委員  そういう意味では、また、これ、今後、まだまだこの街かど消火栓というのを設置していくのかどうか、今後の取り組みについてちょっと教えていただければと思います。

○樫原防災課長  この街かど消火栓、先ほどちょっと経費のところでもお話をさせていただいたとおり、水道の引き込みも含めて附帯の工事が必要でございます。なおかつボックスを設置します関係で、そのボックスの設置位置その他によってかなり経費的にも変わってくるし、置き場所についても制約が出てくるというものでございます。今現在、火災の危険地域中心に配備をしてございますけれども、実際、火災の危険地域についてはかなり適地、設置するのに適した場所というのはかなりもうなくなってきておりまして、今現在、今度、新しい街かど消火栓をつけるというと、なかなか設置場所がままならないというところでございます。新年度におきましては、これを、いわゆるポータブル型のものに変えていこうということで、新年度の予算をつけているところでございます。

○中島義春委員  この新年度、26年度はポータブル型の消火栓をつけるということで、どういうところにこれはつけるというか置くようになるんですかね。

○樫原防災課長  やはり、今、簡易水道消火栓、街かど消火栓がついている、特に木密といいますか火災危険度の高い地域で、なおかつ本来であれば街かど消火栓をつけるべきところの地区を中心にまずつけて、プラス、救援センターにもそれで配備をするというように考えているところでございます。

○中島義春委員  この新年度からはポータブル型を中心でやっていくということで、私も折戸協和町会という町会の中で防災部長、一応やらせていただいておりまして、昨年12月1日、町会単独で、区の方もお手伝いしていただきました。また消防団の方、また皆さんからお手伝いしていただきながら防災訓練を行いました。

 それで、そのときに、やはり町会の皆さんに、このポータブル型のこれ、消火、簡単にできるんですよということで、実際に皆さんに見てもらったんですよ。非常に好評で、こういうのがあったんですね。防災部長として宣伝不足だったんですけれども、皆さんに実際に触れてもらって、やってもらって、それで、こういうのがやはり町会の中に1基、2基、3基ぐらいあるといいねなんていう、そんなお話、皆さんからいただいているので、できれば町会の今年度予算にそういう予算の中に、これ、購入費用を入れていければななんて私も思っているんですけれども。

 それで、今回、ポータブル型を中心ということなんですけれども、今までの街かど消火栓とポータブル型と、当然、移動式と固定式ということでの違いはわかるんですけれども、そのほか何か違い、特徴とかそういう違い、あればまた教えてください。

○樫原防災課長  もともと据え置き式ということになりますので、実際にはボックスその他の附帯設備もございます。簡易水道消火栓のほうはですね。ポータブル型のほうは、いわゆるしょえる、バッグの中に入るというような形の携帯型の、附帯のものが違うというのがまず1つ。

 それから、もう1つはホースでございます。実際に簡易水道消火栓のほうは据え置き式で置いてあるものでございますので、いわゆるホースが、特に豊島区の仕様については長く設定をしてございますので、35メートルという長さがございます。当然その分だけ重さが重いということになります。ポータブル型の簡易水道消火装置のほうにつきましては20メートルのホースということになってございまして、これはもう当然のことながらその分軽いという、重量にしますと3分の2以下になるという形になりますので、非常にホースとしても持ち運びがしやすくなっているところでございます。

○中島義春委員  それであれば、35メーターと20メーター、また当然重さも違ってくるということなんですけれども、今、固定式型が42カ所というふうに先ほど説明の中にありましたけれども、例えばそれを外して、ポータブル型のように、普通の水道の蛇口にはめられれば、より初期消火の効果というのは、範囲というのは広がってくると思うんですけれども、その辺はどうなんですか。

 ちょうど私も23年だったか、その上池袋で最初見たときに、業者の方にそんな相談、ちょっと個人的に話したんですよ。そうしたらポータブル型が出てきたんで、あっ、これはいいなと思ったんですけれども、今設置されている街かど消火栓、これ固定式ですけれども、これをジャックを変更するとか何かして普通の消火栓、水道栓に使えるようなことってできないんですかね。防災課長に聞いても業者じゃないから、わからないかもわからないんですけれど、その辺、いかがですかね。

○樫原防災課長  御指摘のところは、確かに、街かど消火栓のほうの据え置き式のほうは、実際には確かに据え置き式でございますけれども、水道栓については固定をされているというところでございます。確かにそれを抜いて、ほかのところに持っていくというのは、今、委員おっしゃったとおり、その蛇口の部分といいますか、蛇口につなぐ部分をある程度改良すれば可能であるのかなというふうには考えますので、それについてはちょっとメーカーのほうに問い合わせをします。ただ、技術的には決して難しいことではないのかなと思いますので、それにつきましては今後メーカーと積極的に協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。

○中島義春委員  今、しっかりと業者のほうにそういうふうに提案をし、何とか使えるように。そうすると範囲が広がっていきますので、まとめますけれども、本当にこれから30年以内では70%、高い確率で、もう皆さん御存じのとおりです。災害の発生、予想されておりますので、ぜひとも、いざというときのためにも、消火範囲がやはり広げられて、防災に、減災に資するような、そういうものをお願いできればなというふうに思います。これからもしっかりと防災に対して取り組んでいただければというふうに思います。

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