平成26年予算特別委員会 文化商工・教育費( 3月 6日)

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全国でも注目!骨密度検査

○中島義春委員  ありがとうございます。その中で、また本区にとっては全国でも珍しい取り組みといおうか、やっているということで、豊島区の医師会の先生方に協力していただいて、中学校2年生、3年生ですかね、対象に骨密度検査というのをやっておりますね。それで、私も昨年の一般質問でもその件に関して一般質問させていただきましたけれども、この骨密度検査について概要をちょっと教えてください。

○井上学校運営課長  骨密度測定、現在、中学校の2年生、3年生を対象に実施してございます。こちらは平成22年度から開始いたしまして、22年度の際には中学2年生のみの対象でしたが、その後、拡大をしているものでございます。

○中島義春委員  22年は中学2年生、それ以降拡大して、2年生、3年生とやっているということで、本当にこれも、ちょうど私ども議会のほうに、議員のほうに御案内が来まして、ことしのついこの間、2月22日、医師会の会館のほうで勉強会があるという御案内をいただきまして、私も行ってまいりました。それで、その勉強会の内容というのが、骨は生きている、こどもの骨を取り巻く環境についてということで、順天堂大学医学部小児科の非常勤の先生で、時田章史先生という方がいらっしゃって、骨密検査に関していろいろ教えていただきました。

 正直言って、最後まで私、いられなくて、途中出たんですけれども、その際、聞いていたら、骨というのは人間が成長するによって、骨が当然大きくなって量がふえるというのは当たり前のことですけれども、思春期から非常に骨量というのが、骨の量というのが変化して、そのときに、すごくふえて、そこからもうあとは下がる一方だと。だから、そのふえるときにきちっと骨をふやさないと、下がる率って大体一緒らしいんです。だから、トップが低いと、そのまま下がる率も一緒だから、年齢とともに、逆に骨粗しょう症になりやすいと。ですので、若いとき、中学生とか高校生ぐらいの若いときにきちっと骨の量というのは確保しないといけないんだと。

 そのための方法としては、日ごろから太陽に当たるということも大事だと言っていました。あとは食育も非常に影響があると。あと、運動も必要だというふうな説明をいただいたわけですけれども、本区の場合、その1つの、せっかくやっているので、その結果というかその効果はあるんでしょうか。

○井上学校運営課長  今、委員おっしゃるとおり、骨の成長というのは未成年のうちに完成してしまうということでございますので、また中学時代というのは著しく成長する段階でございます。ですので、骨に対する関心を高めて、将来の健康増進を図るということを目的としております。そして、何よりも生活習慣の改善につなげるということも目的の1つでございまして、骨密度の測定で低いような傾向のある子どもに対しましては、栄養士、養護教諭などがそういった生活改善などについて指導しております。そして、22年度からですのでデータとしてはまだそれほど多いものではございません。ですので、実際に豊島区の中学生の骨密度の状況がどうであるかというところになりますと、メーカーなどが持っているようなデータと比較しますと、同年齢の平均値を上回っていて、おおむね良好であるというふうに認識はしているところでございます。

○三田教育長  補足させていただきたいと思いますが、私、教育現場にいたものですから。日本人の体力ピークというのは20代、大学生が終わったらもう急激に急降下していくと。先進工業国の特徴としても、30代ぐらいから低下する。日本は早過ぎ、急上昇、急暴落型。農耕民族型で山岳民族なんていうのは70代がピークなんですね。それは何かといったら、骨です。運動と骨と規則正しい生活と食育。ですから、先進工業国で陥りやすいのが骨粗しょう症。

 ですから、小さいときからそうした骨をしっかりと健康の重要なかなめとして見ていきたいというのが、学校医師会挙げての考え方でございまして、これらについて私ども十分な深い理解を示して対応してきていると思うんですが、今、課長が申し上げたとおり、データ蓄積で検証しなければいけないと。医者は科学者ですので、そうした意味で、私たちも地道にこのデータをとりながら、一緒になって子どもの体力増強と同時に、生涯にわたって健康でいられるというのはセーフコミュニティ、セーフスクールの根本的な考えでもあるかと思いますので、そうした一環として努力してまいりたいと思います。

○中島義春委員  データ蓄積ということで、しっかり蓄積と同時に、歯の位相検査、目で見てわかるというのは結構本人も意識が高まるんですよ。例えば骨の成長の度合いなんかも、ある程度データとして経年的に見ることによって、本人たちもこれはしっかりしていかなければいけないなという意識づけにもなると思うんですよ。医師会の先生方からも、2年、3年ではなくて、経年と同時のデータの蓄積と、年齢を小学校からやってもらうことによって、それが一連の流れ中で見えるんだというふうな御相談もあるんですけれども、今、医師会のほうでもよく、運営課長のほうからいろいろ相談なさっているということで、その実態を教えていただければ。

○井上学校運営課長  骨密度測定の経年での比較となりますと、確かに対象年齢の拡大というのは必要になってくるかと思います。現在、中学2年生、3年生で約1,800名おりまして、これが仮に小学校6年生へ拡大しますと1,200人くらいふえます。それで、現在、実は臨床検査技師の方にお願いして測定をしてもらっていまして、そういった方の人の配置ですとか、学校側の検査の体制ですとか、いろいろと課題はございますけれども、その辺、学校保健会の中できちんと協議しまして検討してまいりたいというふうに考えてございます。

○中島義春委員  ありがとうございました。結構です。